- 理学療法士はブラックな職種って本当?
- 残業代や有給休暇はきちんともらえる?
- 平均年収はいくら?稼げる理学療法士になるにはどうしたらいい?
残念ながら、理学療法士業界にもブラックな職場は存在しているのが実情です。
「こんなはずではなかった…」とつらい思いをしながら働いている理学療法士は決して少なくないでしょう。
私自身、理学療法士として複数の職場で働いてきたのですが、最初につとめた職場は今から思えば完全にブラックな環境でした。
この記事では、理学療法士の職場環境の実態について解説するとともに、
ホワイトな職場を見つけるための具体的な方法を解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
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理学療法士が転職サイトを1つだけ使うならここがおすすめです。 給与交渉や勤務時間の交渉も代行してくれるので、少しでも良い環境で働きたい人はここを使いましょう。 - PTOTキャリアナビ
対応エリアは一都三県(東京・埼玉・千葉・神奈川)のみですが、このエリア内なら手厚いサポートを受けることができます。 - マイナビコメディカル
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ジャンプできる目次
理学療法士の私が体験したブラックな職場の実態

(理学療法士はブラック亜?ホワイトな求人を見分けるには?)
私は、新卒の時に「年間休日120日で平均年収450万円」という募集に飛びつき、理学療法士としてブラックな職場に就職してしまった経験があります。
毎日書類作成や、勉強会の準備で残業し22時過ぎに帰宅。
休日出勤も当たり前でしたが、もちろんサービス残業で賃金は発生しませんでした。
理学療法士がホワイトな職場を見つける方法についてはこちら(この記事の下部にジャンプします)
また、主任に何か提案をすると個室に呼び出され、延々と叱責を受け、その後さらに科長へ「あいつは口答えする奴だ」と報告する事で、また科長に呼び出される事がありました。
科長からの呼び出しの後に、主任から「上司に逆らうと、部下は会社にいられなくなるからね」と笑顔で言われた事もあります。
(その後、上司達はパワハラを告発され、系列の病院へ異動になったらしいです)
私は経験はありませんが、上司に嫌われた同僚は明らかな無視や、全員の前での理不尽な叱責を受けている人もいました。
有休休暇は「社会人として冠婚葬祭以外取得してはいけない」という理学療法士だけのルールがあり、作業療法士や言語聴覚士は旅行等で取得していても、理学療法士だけは取得する事が出来ませんでした。
徹夜で引越し準備をしたブラックな退職手続き…
退職による有休休暇の消化も認められず、引っ越し前日に1日だけ何とか認めてもらうことができ、徹夜で引っ越し準備を行いました。
新卒で入職した私にはそのような環境が当たり前で、当時勤めていた職場がブラック企業だとは思っていませんでしたが、
他で働いている友人から話を聞いているうちにブラック企業に勤めているという実感がわき、転職を決心しました。
転職した現在は、パワハラや残業はなく、人間関係も良好であり、充実した日々を送っています。
転職活動中の人は、私と同じ辛い思いをしないように、求人をしっかりと見極めてもらえたらと思います。
ブラックな求人にはいくつか特徴がありますので、次の項目で見極めるポイントを紹介していきます。
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転職活動中の理学療法士必見!ブラックな職場を見極めるポイント
理学療法士の就職先としては、病院やクリニック、介護施設など色々な候補があります。
↓求人情報を見る際にブラックな職場を見極めるポイントとしては、以下のようなことがあります。
ブラック職場を見分ける方法
- 給料や休みなどの待遇面
- 職場の環境
- 仕事内容
- 厚生労働省の介護サービス情報公表システムを利用する(介護事業所の場合)
これらをしっかりと見極める必要があります。
求人票や求人サイトでもある程度見極める事はできますが、実際に見学行った方が雰囲気を感じることができるため、見学する事をおススメします。
給与・待遇面のチェック方法
待遇面では、給料や年間休日、土日祝日は休み等の条件から自分の希望に合った求人を見つけます。
ここで、注意が必要なのが給料の内訳です。
基本給が低く、他の手当が高い場合はボーナスが低くなってしまうため、注意が必要です。
また、昇給に関しても、定期的に昇給がなければ、将来的な収入は少なくなってしまうので注意が必要です。
環境面は実際に見学に行かないと分からないことも多いです。
↓チェックするポイントとしては、以下のような点に注意してみてください。
職場見学のチェックポイント
- リハビリ室やスタッフルームの整理整頓がされているか
- リハビリ中の患者さんとのスタッフでコミュニケーション取れているか
- スタッフの年齢構成がどうなっているか
特に注意したいのはスタッフの年齢構成です。
中堅のスタッフがおらず、若手とベテランスタッフが多い場合は、中堅のスタッフが中途退職してしまう要因がある可能性があります。
そのような場合は、離職率について尋ねてみたり、中堅スタッフがいない理由を尋ねると良いです。
仕事内容についてチェックしておくべき項目
↓仕事内容に関しては、以下のような点が重要です。
仕事内容のチェックポイント
- 1日何単位のリハビリを行い、ノルマはあるのか
- 書類業務の内容と量
- 院内での研修や勉強会の有無やその時間
- 決められた手技はあるのか
手技に関しては、特定の手技の使用だけを認められているところもあります。
自分の行なっている手技が使えない職場だと、働くのが大変になってしまうため、職場全体として、特定の手技を行なっているのかどうか尋ねるのは、大事となります。
介護施設で働くなら厚生労働省の介護サービス情報公表システムも参考にしよう
厚生労働省の介護サービス情報公表システムは、厚生労働省が全国の介護事業所の概要や特色を公表しているシステムです。
このシステムではサービスの状況がグラフで表されているため、情報が見やすくなっています。
また、厚生労働省が公開しており、客観的で信頼性のある情報となっています。
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ホワイトな理学療法士向け求人の例
ここでは、実際の求人を基に、ホワイトな求人の例を紹介していきます。
↓例えば、こちらは訪問看護ステーションの求人ですが、初年度の待遇としては「条件の良い方」といえるでしょう。

(ホワイトな理学療法士の求人例:こちらはPTOT人材バンクに登録されている求人です)
ホワイト求人を見分けるためのポイント
おおまかな待遇面の条件としては、初年度年収400万円以上で、土日祝日に休日があることが目安になるでしょう。
給与面では厚生労働省発表の理学療法士の平均年収である「406万円」を超えているかをチェックしましょう。
昇給の有無について明記されているかも重要なポイントです(上の求人では「年1回」)
休日に関しては、土日祝に休日がある事と、年間休日の日数をみてください。
年間休日は120日以上がホワイト職場の目安になると思います。
また、女性が職場を探す場合には、産休や育休取得の実績があるかどうかも重要です。
男性にとっても、こうした実績のある職場は「従業員のプライベートへの配慮がいきとどいている」と言う可能性が高いです。
こうした「客観的な基準値」を参考にしながら、求人サイトで求人を見分けていくようにすれば、ブラックな求人の見分けがつくようになりますよ。
最後に
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