↓理学療法士が働く職場には、以下のようなところが考えられます。
理学療法士が働く職場
- 病院やクリニック
- 高齢者向けの介護施設
- 地域の保健施設
- その他(スポーツトレーナー・一般企業)
理学療法士は「どの施設で働くか?」によって仕事の忙しさの度合いがかなり違います。
私自身は、病院・高齢者施設・デイサービス・訪問リハを経験してきましたが、どこも職場環境はかなり違いましたね。
ワークライフバランスを保ちながら働きたい方は、職場選びは慎重に行うようにしてください。
この記事では、働く施設別に、理学療法士の休日や残業、仕事の忙しさについて解説いたします。
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理学療法士は忙しい?福利厚生の実態

(理学療法士は忙しい?働く施設別の雇用環境を解説)
理学療法士の勤務形態はサービス業に近いです。
病院では年間365日リハビリを提供しているところが多く、週休2日のシフト制がほとんどです。
365日実働なので、土日祝日、お盆、ゴールデンウィーク、年末年始も出勤しなければなりません。
年間休日日数は職場によってばらつきがありますが、年間休日115日前後が一般的ですね。
基本的に週休2日ですが、世間の大型連休に合わせて、その月の休日日数が1日~2日増えるような仕組みになっています。
勤務時間については、ほとんどの職場が8時30分~17時30分です。
夜中にリハビリをすることはないので、夜勤はありません。
院内発表やカンファレンスが重なるときは忙しい
理学療法士が特に忙しくなる時期は、院内発表やカンファレンスでの報告をしなければならない時です。
理学療法士は自己研鑽義務があるため、発表やカンファレンスが頻繁にあります。
2ヵ月に1度くらいは順番が回ってくるでしょう。
発表のための準備は全て労働時間外で行うので、必然的に忙しくなります。
加えて、理学療法士は労働時間外での研修が多いです。
仕事終わりや休日に勉強しに行かなければならないので、自由な時間が少なくなります。
研修会や発表が多く、労働時間外で多くの時間を割かなければいけないのは専門職の宿命ですね。
理学療法士は、自己研鑽のための活動がしんどいと思われる方は、「かなり忙しい仕事」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
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医療機関・クリニックで働く理学療法士の職場環境
病院は基本的に365日実働しており、週休2日のシフト制です。
希望休は月に3~4日通ります。
病院では高齢者向け介護施設よりも勉強会や院内発表が開催される頻度が高いため、忙しさを感じやすいです。
勉強会の頻度が多い理由として、病院は若手の理学療法士が多く、意識の高い人が多いからです。
自己成長を実感しやすいですが、体力的には比較的しんどいです。
高齢者向け介護施設で働く理学療法士の職場環境
施設も基本的には365日体制となっています。
デイサービス、デイケア、訪問リハビリは土日が休みになる職場が多いです。
しかし、お盆やゴールデンウィークなどの大型連休はなく、暦通りの休日日数にはなりません。
職員の年齢層は病院よりも高く、30代、40代が多く、病院勤務から転勤して働かれている人がほとんどです。
一事業所内に在籍する理学療法士の人数が病院に比べて圧倒的に少なくなるので、一人でこなさなければならない場面が多く、病院勤務の経験が役に立ちます。
病院では常に患者さんのリハビリをしていますが、介護分野ではリハビリ以外の業務(車での送迎、レクリエーション、集団体操など)もできるので、マンネリ化しにくく、楽しさを感じ続けられやすいです。
しかし、病院よりも担当利用者数が増えるので、書類業務が多くなります。特に月末は残業時間が増える傾向にあります。
その他企業・スポーツ施設などで働く理学療法士の職場環境
健康ブームもあり、理学療法士が健康や予防関連事業を行う企業へ転職する者は、年々増加傾向にあります。
一般企業ですから、勤務形態や労働時間も企業によります。
しかし、理学療法士の平均年収は一般企業の平均年収よりも低いことが国税庁の調査でも明らかになっていることから、一般企業で働く方が年収は高めになる場合が多いと言えるでしょう。
ゆったり働きたい人必見!理学療法士のラクな職場の特徴
以下では、ゆったりと働きたい・ワークライフバランスを重視したいと考えている理学療法士の方向けに、
比較的落ち着いた環境で働ける職場の候補を紹介します。
公務員は年間休日日数が多い
県立病院や市民病院などの公的機関は公務員又は準公務員となり、休日は暦通りになります。
365日実働している病院では暦通りの休日は取れなくても、休日日数はしっかり確保することができます。
また、一般の法人よりも収益化を図らなくてよい分、1日当たりのスケジュールがラクなのです。
公的機関の病院と一般病院のリハビリ室を見に行けばその差はすぐにわかるかと思います。
介護分野は1日のスケジュールが比較的少ない
病院では1日に実施する単位数をこだわりますが、介護分野は病院ほどではありません。
もちろん病院勤務よりも業務の幅が増えますが、マンネリ化しないので苦痛を感じにくいです。
理学療法士が介護分野で働く場合に個人的におすすめなのは、「訪問リハビリ」です。
なぜなら、訪問リハビリでは車移動があるからです。
1件リハビリが終われば車の中で1度仕事スイッチを切ることができるので息抜きしやすいです。
次の利用者さんのリハビリ時間までちょっと時間が空いたら移動中にコンビニでコーヒーを飲む、なんてこともできます。
移動時間も勤務時間に含まれるので、必然的に病院よりもリハビリ実施時間も少なくなります。
休日日数は他と変わりませんが、「1日のスケジュールの忙しさを解消したい!」と思われている方はおすすめの職場です。
介護分野で働くことも視野に入れている方は、ぜひ訪問リハビリを候補に入れてみてください。
最後に
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