- 理学療法士が転職する場合、志望動機はどう書けばいい?
- 選ばれる志望動機とはどんなもの?例文は?
- 採用担当者の目に止まる志望動機はどんなもの?
現在、理学療法士は日本全国に10万人以上いるといわれています。
年々養成校の数も増え、毎年1万人の新しい理学療法士が誕生していますから、
「国家資格を持ってさえいれば、理学療法士は引く手あまた」というような時代はすでに終わっていると考えるべきでしょう。
転職活動を行う際の志望動機についても、たくさんの応募書類の中にうもれてしまうような内容では、まず採用まで進むことはできません。
今回は、理学療法士が転職をする際の志望動機の書き方について、ポイントを押さえ、例文を含めて解説していきます。
「面接官の目に留まる、印象に残る志望動機を書くには、どのようにすれば良いのか」とお悩みの方はぜひ参考にしてください。
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ジャンプできる目次
ポイント①自身の経歴やスキルアップについて書く
経験者の理学療法士を採用する際、面接官が注視するポイントの一つに、「これまでの経歴」があります。
その人がどのような分野の理学療法に携わってきたのか、どのようなスキルがあるのか。
ここでいう経歴とは、臨床経験のみならず
ポイント
のように「どのような業務にどの程度携わってきたのか」を指します。
それを具体的に、明確に書くことが必要です。
希望する法人が、どのような人材を求めているのかによりますが、
ポイント
- いずれかの分野に特化している
- 総合的な臨床能力がある
- 組織管理能力がある
など、自身の特徴や強みとなる経験をしっかりと書くようにしましょう。
ポイント②希望する法人などについて共感した部分を書く
職場を見学した際や、ホームページなどを通して、良いなと感じた部分や共感した部分について書くといいでしょう。
理学療法士には、開業権がありません。
したがって、多くの理学療法士が働く場所は「組織」になります。
病院や施設、訪問看護ステーションなどの「組織」に属して仕事をすることになります。
例
- 病院
- 施設
- 訪問看護ステーション
この「組織」には、必ず理念や基本的なサービスの方針などがあるはずです。
共感できる部分も必ずあると思います。
そこを広げて書く。
必ず面接官は見ています。
基本的に、採用が決定した場合、組織の一員として働きます。
ですから、面接官側は自身の組織に合わないような人材を採用したくありませんよね。
かといって、思ってもいないことを書くことはやめましょう。
自身が本当に共感した、希望する組織のいい点について、具体的に書くのが望ましいです。
では次からは、これまでのポイントを押さえた例文を紹介していきます。
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例文:その分野の経験者の場合
私はこれまでの5年間、回復期リハビリテーション病院にて主に整形外科疾患の患者様に対して理学療法を提供してまいりました。
整形外科疾患でも特に、痛みへのアプローチを意識しながら研鑚を積んできました。
その経験の中で、整形外科診療、痛みの治療に対してより専門的な活動を行っている貴院の魅力に魅かれ、志望いたします。
病院見学をさせていただいた際、診療体制はもちろんのこと、スタッフの方々が患者様に対して丁寧に接している姿も非常に印象的だったのです。
ぜひ貴院の一員になりたいと思っております。
また、前職では数回、養成校からの実習生指導にも携わっておりましたので、後進の育成にも協力させていただきたいと思っております。
例文:その分野の未経験者の場合
私はこれまでの5年間、主に脳血管疾患急性期の患者様に対して理学療法を提供してまいりました。
前職は新卒での入職でしたので、その分野以外の経験がなく、今後理学療法士を続けていくうえで焦りを感じていたのです。
より幅広い視点で、包括的な治療ができる理学療法士を目指し、今回転職を希望致します。
貴院は、呼吸器疾患などの内部障害を中心としたクリニックであり、私には未経験の分野です。
病院見学の際、理学療法士の方の関りで患者さんの表情がどんどん明るく変わっていく場面を目の当たりにし、呼吸器疾患の理学療法に対する魅力を感じました。
一日でも早く戦力となれるよう精いっぱい努力致します。
例文:訪問リハビリテーションへの転職の場合
私はこれまで、総合病院にて様々な疾患の患者様に対して理学療法を行ってまいりました。
6年目からは主任として、10人ほどいるチームのリーダーを務め、管理する立場も経験しています。
その中で、在宅復帰後のリハビリテーションが十分とは言えず、何度か入院を繰り返す方や、転倒してしまう方などもいらっしゃいました。
日々、実際の生活の場である在宅でのリハビリテーションがより充実していれば、疾患や障害の予防になり、さらにはより生活に近い、現実的なリハビリテーションが提供可能なのではと考えるようになりました。
貴法人は、利用者さんの笑顔を取り戻すことを理念としており、強く共感したのです。
最後に
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